今週のひとりごと
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Back Number
vol 101〜


vol125
2003/4/17
4/23
たけのこが美味しい季節になりましたね。
竹は ”世界の発明王エジソン”が発明した白熱電球と深い関わりがある植物です。最初の頃の白熱電球は45時間ほどしか寿命がありませんでした。エジソンは寿命の長い白熱電球を作るため、フィラメントの素材として色々なものを使って実験を繰り返した結果、「竹」が最も長くもつことを発見しました。その後、世界中から1200種の竹を取り寄せて調べたところ、フィラメントに最も適した材料が京都府の石清水八幡宮のものが一番であることがわかりました。なんと1000時間も灯ったのです。八幡の竹はフィラメントの材料として大量に輸出され、タングステンに変わるまで30年間使われました。(1880〜1910年)私たちの生活に欠かせない電球の材料に「竹」が使われていたとは驚きです。ちなみに、石清水八幡宮は、以前紹介しました松花堂弁当の発祥の地でもあります。
(参考)
森の小学校のHP こちら

vol124
2003/4/8
4/16

富山には昆布を使った郷土料理が、数多くあります。昆布じめの刺し身・にしん昆布巻・昆布かまぼこなど。富山の昆布消費量は全国トップクラス。昆布のとれない富山になぜ北海道の昆布が根づいたかご存知ですか?
江戸時代、富山は北海道から昆布を輸送した北前船の寄港地であったため、昆布を使った郷土料理が数多く伝えられたようです。船の技術が発達し貿易が盛んになると、昆布が全国に広まりました。北前船の業者には富山の売薬商人が多く、売薬業のかたわら北前船で昆布を薩摩・琉球へも運びました。薩摩藩は昆布を琉球を通じて清国に密輸し、漢方薬の原料を輸入しました。薩摩に昆布を運んだ富山の売薬商人はその見返りとして清国の漢方薬の原料を購入。薩摩藩はこの密貿易で財政を立て直し、倒幕の資金となったのは有名なお話。北海道産の昆布が日本の歴史を動かす一因になっていたということは興味深いですね。

vol123
2003/4/1
4/7
名古屋では桜が満開になっています。桜の名所は日本だけでなく、ワシントンD.C.のポトマック河畔の桜が世界的に知られています。特にタイダル・ベイスンのほとりに沿って植えられた桜並木は壮観。毎年、桜祭りが開かれ、全米から約60万人の人が訪れます。この桜は1912年(明治45年)、アメリカの27代大統領夫人のヘレン・タフトさんの希望で、当時の尾崎行雄東京市長が贈ったものです。現在、タイダル・ベイスンの周囲に植わっている桜の本数は約3700本。そのうち2700本以上がソメイヨシノです。1912年に贈られた桜3020本のうち、150本ほどはまだ元気に花を咲かせているそうです。この桜のお礼として1915年、アメリカから「ハナミズキ」の苗40本が贈られました。日米親善の木として有名になり、現在では庭木や街路樹として広く植えられています。
ちなみに、ハナミズキの花言葉は「返礼」だとか。
(参考)
清酒発祥の兵庫県地伊丹市のHP こちら

vol122
2003/3/25
3/31
花見といえば松花堂弁当箱を4つほどにしきり、その仕切った箱の中に、ご飯、煮物、焼き物、お刺身、揚げ物などを彩りよく詰められた目にも華やかなお弁当のことです。松花堂弁当の松花堂は人の名前です。江戸初期、石清水八幡宮(京都市)の僧侶で、”松花堂昭乗”とい方で、書画の才能にすぐれ、茶の道にも通じていました。彼が煙草盆や絵の具箱として愛用していたのが四つ切りの四角い器で、農家の種入れを参考に工夫して作ったものです。この器には昭乗の描いた水仙・柳などの木や花が描かれていました。昭和のはじめ、かの有名な「吉兆」の創業者湯木貞一さんがある茶会に招かれたおり、昭乗の愛用した器が煙草盆として出されました。湯木さんはこの器にヒントを得て、これに料理を盛り付けて売り出したのが「松花堂弁当」の始まりです。
(参考)
吉兆のHP こちら
vol121
2003/3/16
3/23
最近話題になっているシーザーサラダは、メキシコのホテル「シーザーズ・パレス」で生まれました。レタス、ベーコン、クルトンをシーザードレッシングで和えたものです。ドレッシングには、卵黄、アンチョビー、パルメザンチーズ、ガーリックオイルなどが使われています。
アメリカに禁酒法があった時代、酒を飲みたいアメリカ人は合法で飲めるメキシコ、ティファナという町まで足を運んだようです。1924年7月14日、シーザーズ・パレスの厨房では食材が足らなくなってしまい、オーナーであるシーザース・カルディーニがありあわせの材料でサラダを作りその場をしのいだのが始まりです。そのサラダの評判はアメリカ、ヨーロッパに広まり、現在では、世界中で人気になっています。日本には、1949年、帝国ホテルで行われたGHQのクリスマスパーティーが始まりです。現在では、帝国ホテルの名物料理の1つとなっています。
(参考)LIONのHP こちら
シーザーサラダ友の会のHP こちら
vol120
2003/3/3
3/15
中国料理のデザートとして有名な杏仁豆腐の杏仁はどんなものかご存知ですか?杏仁というのは、杏(あんず)の種の中の白い部分(仁)のことです。本来、杏仁豆腐は、杏仁をすりつぶして作られるのですが、通常は、それとよく似た香りのアーモンドエッセンスで風味付けした牛乳寒が多いそうです。杏は中国が原産で、日本には奈良時代に薬木として伝わり、「唐桃」と呼ばれていました。眼や耳を良くする薬として、また、下痢の治療薬、風邪の予防薬として使われています。
中国では、お医者さんのことを別名、杏林と呼ぶそうです。その昔、中国の蘆山に董奉(とうほう)という名医がいて、貧乏人からは一切治療費を受け取らず、その代わりに、杏の苗を植えさせました。後年、家のまわりに杏の林ができたので、それ以来、良医のことを杏林と呼ぶようになったそうです。
(参考)
ああ、麗しの杏仁豆腐のHP こちら

vol119
2003/2/17
3/2
雪解けのころ芽を出すふきのとう(蕗の薹)は、春の訪れを最初に告げてくれる山菜です。独得の苦味があり、最初は抵抗感がありますが、一度食べると病みつきになってしまう人が多いそうです。和え物、てんぷら、汁の実、ふき味噌などにしてほろ苦い春の味覚を味わうことが出来ます。
「ふきのとう」と「ふき」はまったく別の種類の植物と思っていましたが、実は同じ植物です。ふきのとうは、ふきの花のつぼみのこと。小さな花が集まってできていて、花が枯れたあとに葉が生長を始め、フキと呼ばれるようになります。
ふきのとうはそのままにしておくと茎が、30cmくらい伸びて硬くて食べられなくなってしまいます。ここから、盛りを過ぎたことを「が立つ」というようになったそうです。
(参照)
食材事典のHP こちら
ふきのとうを利用したレシビ こちら
vol118
2003/2/11
〜/2/16
太宰府天満宮の梅が満開になっています。中でも「飛梅」と呼ばれている梅が有名です。順調に出世していた菅原道真が、藤原氏の陰謀により九州の大宰府に左遷されました。道真が都を離れるとき、幼い時から大事にしていた庭の梅の木にむかって 『東風ふかば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて春は忘れそ』と歌を詠んでいます。この歌の意味は、”春になり東風が吹くようになったら、私がいなくても春を忘れないで、花を咲かせておくれ。”というもの。そんな傷心の道真を慕って、その梅の木が一夜にして京から大宰府に飛んで、その地に根づいたといいます。これが現在「飛梅」と呼ばれている大宰府天満宮の本殿右側にある梅の木の由来です。ちなみに「忠実」という梅の花言葉は、この飛梅伝説から生まれています。
(参考)
太宰府天満宮のHP こちら
vol117
2003/2/3
2/10
もうすぐバレンタインデー。チョコレートの歴史は想像以上に古く、紀元前2000年頃までさかのぼると言われています。
この頃のメキシコでは、
カカオ豆は「神様の食べ物」として珍重されていました。16世紀のアステカの王達は、不老長寿の薬として金のカップで1日50杯も飲んでいたとか。当時のチョコレートは、今とは違ってカカオ豆をすりつぶしたどろどろとした飲み物で、香りづけにトウモロコシの粉やバニラなどを加えて飲んでいました。カカオ豆は非常に貴重なもので、食べるだけでなく、通貨としても使われ、100粒で奴隷1人を買うことができたそうです。カカオの学名「テオブロマ・カカオ」とは、ギリシア語で「神様の食べ物」という意味です。
ヨーロッパ人で初めてチョコレートと出合ったのは、コロンブスだと言われていますが、お気に召さなかったのか、本国に持ち帰ることはしませんでした。チョコレートをヨーロッパに伝えたのは、スペインのフェルナンデス・コルテス将軍です。(1519年)
vol116
2003/1/27
2/2
チョロギとはどんなものかご存知ですか?よく黒豆の彩りに添えられるもので、赤い巻き貝に似た形をしたものです。脳の活性化の薬効が裏付けされ、脳梗塞や痴呆症に効果があるといわれ人気があります。チョロギは江戸時代に中国から伝わったシソ科の多年草で、巻貝の形をした根の部分を食用にします。チョロギという名前は、中国語の「朝露葱」を日本語読みにしたものです。また、おめでたい字をあてて”地代呂木” ”長老喜”とも書かれ縁起物としてお正月のおせち料理使われるようになったのだとか。赤色のチョロギは梅酢で赤く色付けしてありますが、生のときは白く、加熱するとゆり根のような味がするそうです。漬物・和え物・吸い物などにも使われます。また、中国から伝わったイギリスやフランスではクリーム煮、サラダに利用され好評だったようです。
(参考)
静岡県立大学薬学研究科のHP こちら
美葉のさんぽ道のHP こちら
vol115
2003/1/20
1/26
おしゃれな雑貨店などで目にすることが多いミリオンバンブー。中国や台湾では、幸運を運んでくれる植物・縁起物として、お飾りや贈り物として昔から人気があります。万年竹、富貴竹とも呼ばれ,、「竹」が付いているので竹だと思っている人が多いようですが、実は、ドラセナ・サンデリアーナという観葉植物です。サンデリアーナの葉をすべて取り払って幹だけにするとミリオンバンブーになります。ミリオン・バンブーの節のように見えるところは、葉っぱをむしった跡で葉の付け根だった部分です。水栽培なので、水にただ浸けておくだけ。生命力が強く、大した手入れもいらないので、お部屋をおしゃれに演出するアイテムとして人気を呼んでいます。
(参考)
ユウオウのHP こちら

群馬大学の青木繁伸先生のHP こちら
vol114
2003/1/14
〜1/19
忘年会・新年会・結婚式などで行われる「乾杯」にどんな由来があるかご存知ですか?乾杯は日本古来のものではなく、古代ギリシャ、ローマ時代に始まったものです。古くは神・死者のための宗教的儀式の乾杯でしたが、やがて生きた人間の健康を祝福する乾杯に変化してきたようです。乾杯の際、グラスを”カチン”とぶつけ合うのは、暗殺防止のためだとか。中世ヨーロッパでは権力闘争が激しく、折りあらば相手を殺そうとワインなどに毒を入れる毒殺などが盛んに行われていました。互いにグラスを勢いよくぶつけあうことで、お互いの酒を混ぜ合わせグラスに毒が入っていないことが証明し、参加者を安心させたようです。一斉に飲み干すというのも、毒殺対策がいわれというわけです。
(参考)
BEER WORDのHP こちら

vol113
2003/1/6
〜1/13
今、巷では「ピンチョス」というスペイン料理が人気になっていますがご存知でしょうか?ピンチョスはスペインのバスク地方の港町で生まれたおつまみ。もともとの意味は、スペイン語で「串で刺す」という意味だったようです。今では串に刺したものだけでなく、薄切りのバゲット・野菜に具を載せたカナッペ風のもの、小さなタルトに具を詰めたものなどいろいろな種類があります。気軽に手でつまめる1口サイズのおつまみ(フィンガーフード)で、1個170〜250円ほど。彩りもきれいで見ためもお洒落で庶民的なので人気があるようです。(東京:発祥店『ピンチョス・ベポ』)同じ料理でも串に刺したり、パンや野菜にのせたりするだけでお洒落な料理に。とても簡単なので、お家でピンチョスパーティーなんていうのもいいかもしれませんね。
(参考)
Let'S Party! のHP こちら  BURUTUS のHP こちら 
vol112
2002/12/30
〜1/5
雑煮はお正月料理に欠かすことが出来ませんが、本来は大晦日の夜にお供えした餅や農産物などを一つの鍋で一緒に煮た料理のことです。室町時代、正月の祝膳として作られた料理に由来するそうです。雑煮の古名を烹雑(ほうぞう)といい、いろいろなものを煮るという意味です。「烹」の字は「煮」と同じであるから雑煮になったそうです。また、 臓腑(内臓)を保護するという意味の「臓煮」が転じたとする説もあります。
雑煮は地域、家々によって色々な料理法があります。だしや具ひとつとってみても、実に様々です。
関東では四角い餅を入れたすまし仕立て、関西は丸い餅を入れた味噌仕立てが一般的ですが、あんこ餅を入れたり、醤油だしを使うところもあるとか。具材も鶏肉、鰤、鮭、里芋、にんじんなど多彩です。みなさんは元旦に、どんな雑煮を食べられるのでしょうか?
(参考)
東京新聞ショッパーのHP こちら
vol111
2002/12/23
〜12/29
寒さもグッと増して、一段と鍋物の恋しい時期になってきました。今週は高級食材フグのお話です。フグは漢字で「河豚」と書きます。海でとれるのに「どうしてこのような漢字をあてられたのかご存知でしょうか?
「河豚」の字が生まれた中国では、河にフグがいたからです。4・5月に黄河や揚子江を産卵のために河を遡ってくるメフグという種類のフグを獲って春のご馳走としていました。そのフグの姿が豚に似ているから「河の豚」と書いて「河豚」と名付けて呼んでいたことが始まりだそうです。また別の説では、「豚」のように美味しい魚という説、フグがお腹を膨らませるときの音が「豚」の鳴き声に似ているからだという説もあるそうです。
「河豚」の文字が使われはじめたのは中国唐代以降で、日本には江戸時代に「河豚」の文字が輸入されました。日本ではフグは海にいますが、「海豚」という文字はすでに「イルカ」とついていたので、そのままの「河豚」にしたのかもしれませんね。
(参考)
ふぐダスのHP こちら
vol110
2002/12/16
〜12/22
柚子は山椒とともに、日本料理には欠かせない香味料です。中国の長江上流地域が原産地で、日本に伝わったのはかなり古く、奈良時代、朝鮮半島を経由して日本に入ってきたと考えられています。
柚子は酸味があり、加熱しても香りが失せないことから昔から珍重されてきました。皮は、薬味としてすりおろしたり、薄くそぎ落としたものを刻んで吸い物・茶碗蒸などに使われますまた、果肉をくりぬいて和え物などをつめる器として利用します。果汁は日本料理の香り付けや、酢として使う他に、柚子味噌、柚餅子(ゆべし)、柚子胡椒やマーマレードに加工するなどいろいろな利用方法があります。また、黄色い柚子の実には、邪気を祓う霊力があるとされ、冬至の日に、柚子を浮かべたお風呂に入ると一年中、風邪をひかないと言われています。皮に含まれる精油の効果で体を温め、肌荒れにもよいとか。これからの季節、柚子湯に入って疲れをとりながら香りを楽しんではいかがでしょうか。
vol109
2002/12/9
〜12/15
町にはイルミネーションやツリーが飾られ、クリスマス一色になってきました。このクリスマスツリーの由来にはいろいろな説がありますが、中世のドイツで始まった説が有力です。ドイツの山岳地帯では モミの木に住む小人 が木にとどまり、村に良事を為すという信仰から、花や卵、蝋燭の明かりなどをこの 木に飾りその周囲を踊りまわる祭 があったそうです。 また、宗教改革で有名なマルチン・ルターが、クリスマスイブの礼拝の帰り道、森の中で高くそびえるモミの木の上にまばゆく輝く無数の星を見ました。その美しさに打たれたルターは、家に帰ってからモミの木の枝にたくさんのローソクをつけて、家族たちにも同じ感動を与えたのだそうです。その後、ルター家のクリスマスの様子が絵画に表されると、そこに描かれたクリスマスツリーが人々の注目を集め広まったのだそうです。
(参考)
NTT東日本のHP こちら
vol108
2002/12/2
〜12/8
クリスマスが待ち遠しい!今年もそんな季節になりました。 そんな中で 今巷では、「四つ葉のクローバー」をモチーフにしたアクセサリーに人気があるそうです。四つ葉のクローバーを見つけると幸運になれると古くから言い伝えがあります。ヨーロッパでは、結婚式を終えた新郎、新婦への祝福としてクローバーの花を投げる風習があります。この花言葉が「約束」であり、二人の永遠の絆を象徴しているからだそうです。クローバーの3枚の葉には、それぞれ希望信仰愛情、そして4枚目の葉には幸運の意味があります。また、三つ葉のクローバーはキリストの三位一体を、四つ葉のクローバーは十字架を表し、幸運をもたらすといわれています。幸福のお守りとして、また大切な人へのプレゼントにいかがでしょうか?・・・
ちなみに、和名のシロツメクサは江戸時代、オランダ人がギヤマンを日本に持ち込むとき、積荷を保護するため積み荷の間に詰め込んで運んだことからだとか。
vol107
2002/11/25
〜12/1
「豆腐」の名前の付け方が変だと思っている人が多いのではないでしょうか。豆を腐らせて(発酵させて)作るわけでもないのに「豆が腐ったもの」なのです。
豆腐の起源は、中国の唐時代、騎馬民族から伝わった「乳腐」というヨーグルトのような食べ物を模して作らせたのが始まりといわれています。そのころ中国では牧畜が盛んでなかったため、原料の乳に不自由しました。そこで乳の代わりに大豆を用いられて作られたのが豆腐だったのです。つまり、豆腐は乳腐の代用品だったのです。
中国では「腐」の文字には、腐るという意味はなく「柔らかく弾力のあるもの」を意味する言葉であったようです。「腐」という漢字のもとの形は「府」の部分が「庫」で、庫(くら)の中に肉が入っていることをあらわしたものです。殺した肉は、死後硬直で固くて食べられないので、庫に入れて柔らかくなるなるのを待って食べたそうです。それが、肉だけでなく、柔らかく弾力のあるものを広く意味するようになったようです。
vol106
2002/11/18
〜11/24
秋と言えば芸術の秋。ワインの世界においても美術的価値が高くコレクターに人気の高いものがあります。フランスの「シャトー・ムートン・ロートシルト」というワインです。1945年以来、毎年著名な画家がワインのラベルを描いています。1948年マリー・ローランサン、1958年サルバドール・ダリー、1970年マルク・シャガール、1973年パブロ・ピカソ、1979年堂本尚郎、1988年キース・ヘリングなど、誰もが知っている有名な画家がずらり。
大好きな画家が自分の記念の年(生まれた年、結婚記念日、会社設立年)のワインラベルになっていたら感慨深いですね。記念の年に収穫された葡萄で作られたワインをいろいろと想像しながら飲むことはとても贅沢で素敵な事です。 今巷では、いろいろな記念日にちなんだワインをプレゼントする事が静かなブームとなっています。このワインはちょっと高めですがお勧めです。
(参考)
にゅぶにゅぶのHP 
こちら
vol105
2002/11/11
〜11/17
世界中で愛されているぬいぐるみ「テディ・ペア」は、今年100周年を迎えます。テディ・ベアの名称はセオドア・ルーズベルト(第26代大統領)にちなんだものといわれています。1902年11月、狩猟に出かけたルーズベルトはあいにく一頭もしとめられませんでした。ハンター仲間は子熊を木に縛りつけ、それを撃つように勧めたのですが、大統領は「狩猟精神に反する」としてこれを拒否。彼は小熊を助けました。その話がクリフォード・ベリーマンの風刺画といっしょにワシントンポスト紙に載り、大統領の人気は益々上がりました。この話に目をつけ、ニューヨークのモリス・ミットム夫妻はクマのぬいぐるみを作り、大統領の愛称「テディ」の名前を付け「テディ・ベア」として売り出したのがはじまりです。
テディ・ベアといえば、ドイツのシュタイフ社が有名ですが、シュタイフ社がクマのぬいぐるみを作ったのも1902年だったそうです。翌年、アメリカに輸出されて爆発的な人気を呼び世界的に有名になったようです。
vol104
2002/11/3
〜11/10
スイスの代表的なチーズ料理といえばチーズフォンデュが有名ですが、ラクレットと呼ばれる料理をご存知でしょうか?
チーズの切り口を暖炉や専用のオーブンで溶かして、その部分を削ぎ取って茹でたじゃがいもにのせて食べる料理です。ラクレットとは「削る」という意味の仏語「ラクレ」に由来。それがチーズの名前と料理名を指すようになりました。このチーズは円盤形で、直径30cm、重さ6kgとかなりおおきいものです。

有名な「アルプスの少女ハイジ」の中で、ハイジが棒の先にチーズを刺して暖炉で温めて溶かしていたチーズはこのラクレットだとか。家庭ではフライパン、電子レンジを利用すれば手軽にできます。寒い夜には茹でたてのじゃがいもに熱々チーズのせてフーフーいいながらいただきたいですね。お勧めです!
(参考)
CAMEMBERTのHP こちら
チーズを利用した温かい料理 
こちら こちら
vol103
2002/10/28
〜11/2
10月31日はハロウィーンです。
ハロウィーンには、目・鼻・口をくりぬいた大きなカボチャの提灯(ジャック・オ・ランタン)を作ったり、魔女や怪物などに仮装した子供たちが「Trick or treat」(お菓子をくれないといたずらするぞ)といいながら、お菓子をいただきに近所の家をまわります。その起源は古代ケルト人の大晦日のお祭り(サムハイン祭り)にあるといわれています。その年の収穫を祝い、冬の始まりを示すお祭りです。この夜は死んだ人の魂が戻り、悪霊や魔女がてくると考えられていました。
家の前にジャック・オ・ランタンを置おけば、悪霊を追い払ってくれると信じていました。また、子供たちの怖い仮装は、家のまわりを徘徊する悪霊たちが、その姿を見て怖がって逃げていくようにするためだったようです。お菓子をあげるのはそのお礼として。
(参考)
かぼちゃを利用したレシビ 1 2 3
vol102
2002/10/21
〜10/27
秋が旬のイチジクは、アラビア地方が原産で日本には江戸時代に入ってきました。昔はどの家の庭先にもあり、季節の味を楽しんだ身近な果物でしたが、今では高価な値がついてスーパーなどに並んでいます。
イチジクは一見花が咲かずに実をつけるように見えることから、漢字で「無花果」と書きますが、実際には実の中に無数の白い花を咲かせます。また、1ケ月ほどで熟することから「一熟」イチジクと名が付いたようです。
イチジクはアルカリ食品で、整腸作用があり、便秘の予防、痔の治療、喉の痛み、声がれなどに効果があります、また、美肌効果、二日酔いにも役立ちます。
イチジクはそのまま生で食べるのが一般的ですが、生ハムに冷やしたいちじくを添えれば立派な前菜(アンティパスト)になります。また、ジャムやドライフルーツ、コンポートやケーキ、ワインなどにも加工されています。

(参考)
イチジクを利用したレシビ こちら
vol101
2002/10/14
〜10/20
今やどこのスーパーでも見かける四角いパッケージ入りのブルサンというフランスのチーズをご存知ですか?古くからあるチーズではなく最近誕生したチーズです。(1957年)フランスでは『パン、ワインそしてブルサン』というおきまりフレーズがあるほど人気があります。もともとノルマンディ地方の家庭で、クリームチーズにガーリックやハーブを混ぜて食されていたもので、1957年、フランソワ・ブルサン氏によって商品化されたものです。このチーズはパンやワインとの相性はもちろん、ディップやカナッペ、茹でたじゃがいもやパスタにあえたり、ステーキソース、オムレツの具などあらゆる料理の隠し味になります。
ブルサンにはいろいろな種類がありますが、特に使いやすいのはハーブとにんにくの入っている「ブルサン・アイユ」。他には「ポワブル」(胡椒入り)、「プレーン」などもあります。
(参考)
ブルサン こちら こちら こちら







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