| 食全般 |
| ◇イタリアのお米は日本のお米の2倍の大きさ |
| リゾットはイタリアの代表的な米料理です。日本の雑炊と違いお米を炊かず、お米をバターで炒めてからスープで煮詰めて作ります。スープがなく少し芯が残る状態に仕上げます。お皿に盛ったときに盛り上がった状態になるように煮詰めるのがポイントです。具材は豊富で、ポルチーニ茸などのキノコ、パルメザンチーズなどのチーズを使ったリゾット、他にもイカ墨、野菜や魚介、サフランなどさまざまです。変り種としてはイチゴ、メロンなどのリゾットもあります。 リゾットに使用されるイタリアのお米(カルナローリ米)は、日本のお米の約2倍近い大きさがあり煮崩れしにくく、スープなどを良く吸収しますので、リゾットに最適です。イタリアでは、お米は洗わずに料理に用いられます。日本のお米を使用する場合は、粘りがでるためあまり混ぜすぎないことが大事です。かき混ぜすぎるとお粥になってしまいます。 ちなみに、リゾットはスプーンで食べるのでなく、フォークで食べるのが正式です。 (参照)サフラン こちら こちら WOMANのHP こちら |
| ◇フランスのウェディングケーキ |
| 6月といえば、『ジューンブライド』 6月の花嫁は幸福になれるといわれています。
最近、結婚式で、フランスのウェディングケーキ『クロカンブッシュ』というケーキを取り入れているカップルが増えているようです。クロカンブッシュとはフランスで最も一般的なウィディングケーキです。小さなシュークリームを糖液で接着くさせながら円錐型に積み上げたものです。円錐型の先端には結婚する二人をかたどった人形、バラなどが飾られます。シューはキャベツを表し、子孫繁栄の願いと豊かな収穫を願う意味があり、幸せが天まで届くように、また、シューのひとつひとつが、二人を支えてくれた人々を意味するためできる限り高くする傾向があります。 ケーキ入刀は、ナイフではなく、木槌で打つのが本式です。また、クロカンブッシュには、“ポワール・ウィリアム”という洋梨のお酒がつきもので、花嫁と花婿の父が最初にこのお酒を口にし、クロカンブッシュとともに招待客に配られ、幸せと喜びを分かちあうそうです。 (参照)ホテルオークラ東京ベイのHP こちら |
| ◇ババとサヴァラン |
| クグロフはマリー・アントワネットのお気に入りで、鉢形の側面を少し斜めにねじれたようにひだがついたお菓子です。クグロフは、ルイ15世に娘を嫁がせたポーランド王スタニスラス・レクチンスキーも大好物でした。ある時、宮廷で出されたクグロフがパサついていたので、ラム酒をかけて食べたらことのほかおいしかったそうです。このお菓子「アリババ」は、王様の愛読していた「アラビアンナイト」の主人公アリババの名前に由来しています。 そして、時代は19世紀のパリ。このお菓子をコルク栓のような形にして「ババ・オ・ロム」(ババ)という名前で売り出したのが、パリのストレールというお店です。 その後、ストレールで修行していた菓子職人ジュリアンがババをアレンジしてつくったのがサヴァランです。美食家として有名なブリヤ・サヴァランの名にちなんでつけられたもの。シロップはキルシュ酒を使用し、形はリング型で中央に生クリーム・フルーツをちょこんとのせたものです。このサヴァランは、クグロフ → アリババ → ババ → サヴァランと改良に改良を重ねた歴史の長いお菓子です。 (参考) E・recipeのHP こちら パリのお菓子屋さん・レストランのHP こちら ilyfunetのHP こちら |
| ◇ジビエ料理 |
| 最近、ジビエ(gibier)を使った料理を提供する店が増えてきています。ジビエとは牛や豚などの家畜でなく、野山で狩りをして手に入れる野生の野鳥・獣の総称です。鴨、野うさぎ、鹿、雉、ハト、山ウズラなど。もともとジビエという言葉は、中世では「狩り」を意味し、フランス王や貴族が狩りを好んでいたため、ジビエ料理は高貴な料理として食されてきました。 日本ではまだ馴染みのない料理ですが、ヨーロッパではとてもポピュラー。秋から冬にかけての狩猟解禁の時期にしか食べられないものです。冬に備えて栄養を蓄えたこの時期のものが最も美味しく、また、野生の鳥獣は余分な脂肪を蓄えていないためヘルシーフードとして人気もあります。 野性味のある濃厚なジビエ料理には、こくのある赤ワインを合わせるとよりいっそう美味しくなります。代表的なところでは、コート・ロティ、シャトー・ヌフ・デュ・パプ、サン・テミリオンなど。この冬1度、堪能されては? |
| ◇ユダヤ人の朝食パン |
| 最近、ベーグルパンが話題になっています。ベーグルは油やバター、卵を使わないで作られたとてもヘルシーなパンです。普通のパンと違い、生地を一度熱湯に通してからオーブンで焼いてあるので、独特のモチモチっとした噛みごたえがあるのが特徴です。ベーグルは「ユダヤ人の伝統的な朝食パン」で、ドーナツのようなリング状の形ですが、もともと馬の「あぶみ」を型どったものです。 1683年、ウィーン。オーストリアのユダヤ人のパン職人が、ポーランド国王がトルコの侵略者から守ってくれた感謝の印として、乗馬好きの王のために馬の「あぶみ」を型どったパンを作ったのが最初だといわれています。彼らの母国語であるインデッシュ語で、あぶみを意味する「beugel」から名付けられました。 その後、ヨーロッパでのユダヤ人に対する迫害を逃れて、多くのユダヤ人とともにアメリカに渡ったようです。そして十数年前からニューヨ−クを中心にブームとなり、今では全米で大人気となっています。 |
| ◇肉じゃがと海軍料理 |
| 家庭料理の代表格である「肉じゃが」のルーツは、海軍料理だと言われています。 日露戦争の日本海海戦で、無敵のバルチック艦隊を破り、世界でその名を知られた東郷平八郎。彼がイギリスに留学した時に食べたビーフシチューの味が忘れられず、部下に命じて作らせたのが、肉じゃがの始まりだそうです。 当時、ワインやバターなどの材料が調達できなかったため、代わりに醤油、砂糖、胡麻油で味付けしたものです。出来上がったものは、ビーフシチューにはほど遠いものでしたが、肉じゃがは栄養バランスがよく、調理が簡単なことから、長い航海でビタミン不足に悩まされていた海軍兵士たちの艦内食として広まりました。 当時、ビタミン不足から脚気を患う兵士が多かったため、食事に野菜や肉を多く取り入れることで、兵士の健康改善がはかられたのです。 ちなみに、肉じゃがの最も古いレシピは、海上経理学校の「海軍厨業管理教科書」の中に、[甘煮」として記載されています。 (参照)凡海郷のHP こちら |
| ◇韓国料理 五味五色 |
| 韓国料理というと「辛い」というイメージが強いのですが、実は野菜をたくさん使った料理が多く、とてもヘルシーな料理です。 韓国料理は『陰陽五行説』に基づいた『五味五色』が基本といわれています。「辛味・苦味・甘味・酸味・塩味」の「五味」と「白・黄・青・赤・黒」の「五色」を大事にした料理です。 料理の中に五色の食材があるということは、素材がバラエティに富んでおり、栄養のバランスがよく、目でも楽しませてくれます。料理の仕上は五味のバランスを考えながら、 |