信楽の顔 狸
狸のルーツ
信楽の顔になった狸たちと昭和天皇の意外な関係
初代狸の置物
狸、たぬき、タヌキ・・・・・。
町のいたるところで狸が出迎えてくれます。町の人口より多いそうです。信楽の狸のルーツは「酒買い小僧」で、サイズも表情も手にした道具もいろいろですが、その姿は、愛嬌たっぷりです。狸が有名になるのは実は戦後のことなんですよ。 
最初に造ったのは、狸庵の初代藤原銕造(てつぞう)です。修行時代に京都で見た腹鼓狸の姿を縁起物としてやきもので作ったのが始まりといわれています。
昭和26(1951)年11月15日に、昭和天皇が信楽行幸の時、銕造は狸たちに旗を持たせて歓迎。昭和天皇はこれをたいへん気に召され,
     「をさなどき あつめしからに 
            なつかしも 信楽の狸をみれば
」と詠まれた。
その後、狸庵の狸は、全国に知れ渡るようになりました。
左の狸は、狸庵の初代藤原銕造作の初代狸

狸たちの小物
狸の小物 灘の造り酒屋などでは蔵に豆狸が棲んでいないといい酒ができないといわれている。豆狸には縁起物としての意味があるようです。手に持っているのは徳利、通い帳。昔は小僧が徳利を持って酒を買いに行きこれに記入して後で支払った。
徳利や通い帳に書かれた”八”は徳川家の裏紋で尾張八郡を支配するという意味。だが信楽は近江の国ですよね?
信楽狸八相縁喜
笠・・・・災難から身を守る
目・・・・物事を正しく見つめる
顔・・・・愛想良く誠実に!
腹・・・・大胆な決断力を持て!
徳利・・常に徳を身につければ自ずと利益が!
通帳・・世渡りは信用第一!
金袋・・貯金せよ!
尾・・・・しっかりと身を立てる
杖・・・・転ばぬ先の「杖」で幸福をつかむ

さまざまな狸
現在ではさまざまな姿の狸が訪れる人を出迎えてくれます。
クラリネットを弾く狸 柔道着をきた狸 狸のいろいろ



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